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ここでは、
健和トータルケアの施術者が過去に参加してきた研究会の中で、
特に印象深かった海外のオステオパスの研究会について紹介しております。

※全ての研究会を紹介すると膨大な情報になりますので、一部、紹介させて頂いております。

 
 The Fascia 筋膜 第2部【2012年2月出席】
 
セルジュ・パオレッティ
Serge Paoletti D.O.,MRO(F)

 
今回のテーマは、2011年8月の研究会に引き続き、
筋膜というオステオパシーにおいて根幹ともいえるべきテーマで、
さらに発展させた内容でありました。

今回の研究会を受けてみて、全くもって、
今まで漠然と施術者が体験してきたことが、
オステオパシーの研究においても科学的に確認されてきたということを、
聞き及んできました。

今回の研究会で非常に興味深かったのは、
事故などの外傷的なトラウマだけでなく、
人の精神的なトラウマや感情的な滞りが、
何らかの症状を引き起こす原因となりうるということや、
もっと言うと、魂や霊的なことをも、
オステオパシー施術における治療の対象になるということなど、
非常にセンセーショナルな内容でした。

こういうことを言うといぶかしがる方や拒否反応を起こす方もおられるかもしれませんが、
確かに、実際の治療の現場でも、
人の体というのは肉体的な、物理的な体だけではなく、
電磁気的、もしくは生命エネルギーと言ってもいいようなものをもっており、
その生命エネルギー自体に治療を加えることで、
実際の症状が緩和されることもありうるんですね。

今回の研究会における内容については、
なかなか理解されにくいところもあると思いますのでここでは詳しくは述べませんが、
私としては、以前からこういうことを知っていただけに、
それが科学的にも根拠のあることであるということが、
今回の研究会において収穫となった、最大のものかもしれません。

それは、バイオフォトンという言葉で言い表せるかもしれませんし、
気と言っても、オーラと言っても間違いではないでしょう・・・。
もしかすると、魂やスピリットと言っても良いかもしれません。

次の時代の医療においても、あと10年、20年すれば、
そうしたことが当たり前になる可能性は、あると思います・・・。

パオレッテイD.O.の研究は、非常に難解なところも多く、
また、その研究も最先端であるため、
話についていくのが大変なところもありますが、
今回の研究会は私にとっては非常によく知っていることの確認である部分が多かったとも思います。
非常に実りの多い研究会で、感動的な研究会でした。

 
カウンターストレイン【2011年10月】
 
ジョン・C・グローバー D.O.

【プロフィール】
1977〜1981年 生物学助教授 Lord Fairfax Community College 1987〜1989年 地域医療講師 Ohio University College of Osteopathic Medicine 1989〜1994年 地域医療助教授 Ohio University College of Osteopathic Medicine 1994〜1997年 オステオパシー理論実技准教授 University of Health Sciences, College ofOsteopathic Medicine 1998〜2004年 地域医療准教授 Oklahoma State University College of Osteopathic Medicine 2001〜2002年 AAO (The American Academy of Osteopathy) 会長2006年〜至現在 オステオパシー医学教授 Touro University College of Osteopathic Medicine 2011年3月 AAO総会にて、オステオパシー界において最高の賞であるA.T. Still Medallion of Honor (A.T. スティル栄誉メダル)を受賞
今回の研究会のテーマは、オステオパシーのテクニックの中でも非常に代表的なもののひとつである、
カウンターストレインについて学びました。

カウンターストレインというのは、故ローレンス・ジョーンズD.O.(USA)によって開発された、
テンダーポイント(圧痛点)に対して、
ある一定の肢位を約90秒間取ることで筋膜を通じて筋肉の緊張を正常にし、
機能障害を回復させるテクニックです。

スラストテクニックのような直接的に関節の制限などに介入するテクニックとは対照的に、
痛みが和らぐ姿勢や位置に体を持っていき、機能障害を和らげるという、
非常にソフトなテクニックであるところに大きな特徴があります。

その特性の一つとして、
例えば寝違い(頸椎捻挫)、ギックリ腰(急性腰痛)、膝内側々副靭帯損傷、
足関節捻挫のような症状に対しても、無痛かつ安全に行うことが出来、
そして劇的な症状の変化をもたらすことがあります。
また、上記のような急性の症状に対しても、無理なく行えることもカウンターストレインの特徴かもしれません。

健和トータルケアの施術者は、以前からカウンターストレインについては知っていましたし、
施術の中でもそれに近いことを行うことは多々あったのですが、
この度来日されるグローバー博士の前評判が非常によいことと、
オステオパシーの中でも非常に代表的なテクニックであるカウンターストレインを、
世界的にも非常に有名な、一流のドクター.から学べる機会も今後なかなかないだろうと思い、
出席してきました。

たまに、スラストテクニックなどの、直接的なテクニックを苦手とする方に対しても、
カウンターストレインを掘り下げて学ぶことで、
さらに安心感とクオリティーの高い施術が提供できるものと思います。

今までもそれに近いテクニックを自分で編み出していましたが、
改めてカウンターストレインを学ぶことで、
より、優しい施術をご提供できる方法として、
研究会に参加して良かっとと思っています。

これからもさらなる進化をとげるべく、
精進していきたいと思います。

非常に心に残る研究会となりました。^^

The Fascia 筋膜 【2011年8月】

セルジュ・パオレッティ
Serge Paoletti D.O.,MRO(F)

パオレッティD.O.の言葉

「オステオパシーテクニックでファシア(筋膜)に関係しないものは全くありません。施術者が患者のどの部位から施術するにしても必ずファシアを介在することになります。ファシアは、全てのオステオパシーテクニックを繋いでいるのです。

ファシアは、病気に対抗する防御の出発点であり、様々な外傷(トラウマ)は、ここのレベル(ファシア)に記憶されます。今回のセミナーの目的は、ファシアの全ての繊細な面、機能、活動を紹介することです。発生学、解剖学、生理学、生物学の学習を通してセミナー参加者は、ファシアに関係する様々な治療の可能性を発見するでしょう。またセミナーでは、ファシアに関する最新の研究を紹介します。これにより治療の可能性を更に広げることができるでしょう。」

健和トータルケアの施術者も、施術の中でよく「膜」という言葉を使いますが、
これは、オステオパシーを勉強し、多くの臨床を積んできて、
人の体の健全な働きにおいて、「膜」の働きがいかに大きな役割を果たしているか、
実際に幾度と無く、その重要性を認識してきたからであり、
今回のこの8月の研究会は、まさに、「THE FASCIA」(筋膜)と銘打たれた、
膜に関する研究会なのです。

筋膜に関する研究会というと、人によっては「筋肉をほぐすようなことを勉強してくるのかな?」と、
お思いになられそうですが、そうではなく、
筋膜といったとき、それこそ筋肉を包む膜から、横隔膜や内臓を包む膜など、
人体におけるあらゆる膜をその研究の対象としており、
その内容は、非常に奥深いものでした。

オステオパシーにおける膜に対する考え方は、少々、基礎医学的知識のない方にとっては難解なところがあり、
聞きなれないこともよく出てくるかもしれませんが、
そうしたことの詳細については、過去のコラムなども参考にして頂ければと思います。

健和トータルケアの施術者は膜に関して多大な関心を抱いてきただけに、
今回のこのパオレッティD.O.の研究会は、非常にためになりました。

世間はお盆ですが、私は朝から晩まで缶詰状態でした。^^
まあ、好きでそうしてるんですが・・・。^^
人の体に関わろうとすれば、
死ぬまで研究し続けるというのが、まっとうな治療家としての態度だと思います。

小児、妊産婦に対するオステオパシー 【2010年11月】

Philippe Druelle D.O.

Philippe Druelle D.O.は、カナダ・ドイツ・スイスに合計8校のオステオパシー学校をもつ理事長であり、
小児科や婦人科に関しても造詣の深い、オステオパシー界でも屈指の実力者であり、指導者です。
彼は、1982年に神経・感覚・運動機能障害を持つ0歳〜4歳児の子どもの治療のための『オステオパシー教育と研究のためのカナダ財団』を創設しています。
この分野の専門家である彼は、発達・姿勢・学習の問題をもつ幼児に対し、
予防と治療の方法について世界中で研究会を行っています。
2010年11月20日〜23日まで、
健和トータルケアの施術者が出席してきた研究会です。

この研究会のテーマは大まかに言って二つあり、
ひとつは、
出産を成功させるための準備の仕方」をオステオパシー的アプローチで紐解いていくということ、
もうひとつは、「新生児や小児へのオステオパシー的アプローチ」です。

新生児や小児に関しましては、
出産や出生に関して起きうる問題や症状、それに対するオステオパシー的アプローチなども含まれます。
また、興奮 、多動症、自閉症、ダウン症(三染色体性)、癲癇、癲癇の小発作など挙動異常が後期に発覚した場合、神経・運動発達の問題などに関してどう評価し、治療していくかということも学びます。

上記のような問題に対して、
オステオパシーのことを単なる「整体」というように解釈している方は、
そんなことも治療の対象としているのかと意外に思えるかもしれませんが、
元々、オステオパシーは列記とした医学なので、
上記のような問題に対しても長年に渡る研究が行われてきており、
実際に小児の発達や新生児にまつわる様々な問題に対して、数多くの臨床実績があります。
【こうした小児に関するオステオパシーの症例やお話に関しては、
ロバート・フルフォード著の「いのちの輝き」にも詳しくでてきます。
興味のある方は是非、読んでみてください。^^】

そして今回のデュレルD.O.は、そうした小児の挙動異常や出生に関する問題、
妊産婦に関する問題などについて、
非常に造詣の深い世界的に有名なオステオパスなのです。

今回の研究会のデモンストレーションでは、
実際に、脳性麻痺の子や学習障害のある子、
また、産後5ヶ月程度の赤ちゃんや妊婦さんに対する施術をフィリップD.O.が行いました。
こうしたデモはほとんど感動の連続で、
脳性麻痺の子なども、実際に目つきや身体の動きが変わり、
後日、言葉の明確さにも明らかな変化がでたようでその子のお祖母さんもびっくりしたそうです。

今回の研究会は、世界の第一線で活躍されているオステオパスの素晴らしさや、
オステオパシーの大きな可能性、
また、人体の奥ゆかしさや神秘に触れ、
本当に感動した研究会でした。

今後も今まで以上に努力を続けて、
自分も少しでも人に益することができる素晴らしいオステオパスになれるよう、
日々、精進していきたいと思います。^^

 メカニカル・リンク 動脈と迷走神経系 【2010年7月】


Eric Prat, D.O.


エリック・プラットDOは、1987年にディプロム・オブ・オステオパシー取得後、20年来ポール・ショフールDOと共にオステオパシー・メカニカル・リンクを進化させると同時に、教育にも従事しています。
エリック・プラットDOは骨内力線、関節離開、頭蓋、循環系、神経系など、多くの分野に新しい展望を開きました。
国際的にも著名な講師であり、教え方が上手いことでも高く評価されています。
2010年7月15日〜19日に、出席してきた、
メカニカル・リンクの動脈と迷走神経系に関する研究会です。

メカニカル・リンクとは、
様々な解剖学的構造を分析するための徒手療法で、
発生学を根拠として身体の各部は力学的につながっているとして、
脊柱(骨盤、後頭骨を含む)、胸郭、四肢、頭蓋、内臓、動脈・神経系、皮膚など、
身体を8つのユニットとして診るオステオパシーの新しいアプローチです。

今回のテーマはその中でも動脈と迷走神経で、
オステオパシーの始祖であるスティル博士も動脈の重要性については特に強く説いていたこともあり、
健和トータルケアの施術者もかねてから楽しみにしていた研究会です。

私自身は専門的にメカニカル・リンクを施術の中で採用しようとは思っておらず、
様々なオステオパシーのテクニックや身体に対する診方と合わせてメカニカル・リンクを生かしていこうと考えていましたが、その中でもこの動脈へのアプローチは非常に興味深い内容となりました。

今回の研究会で、循環器系、動脈系が身体において果たす役割についてより深く理解でき、
それらが正常に働いていないことにより引き起こされる諸問題、
また、動脈や迷走神経に対する直接の治療テクニックなど、
本当に得ることが多く、臨床で即生かせる「収穫」が数多くあった研究会でした。^^

5日間、みっちり勉強漬けでしたけれども、
こうした努力を日頃の臨床に生かし、
会員様に還元できるよう、精一杯がんばっていきたいと思います。


 オステオパシーの歴史から学ぶ膜へのアプローチ 【2010年2月】


Jane Elize Stark D.O.

略歴

Jane Stark D.O.は、The Canadian College of Osteopathyでオステオパスの資格を取得後、DOMP(オステオパシー徒手診療)の資格を得ました。
彼女の論文はアンドリューテイラー論文賞を受賞し、英語とドイツ語で出版されています。
彼女は、Collegeの教員メンバー・調査委員長・理事でもあり、加えて世界オステオパシー保健機構(WOHO)の上部委員会のメンバーでもあります。
また、極めて優れたオステオパシー歴史家であり、膜についての各種調査・研究は、驚くべき能力を持っています。
特に、A.T.Stillと初期のオステオパシーについての研究に秀でたものがあり、2007年に、彼女はAndrew Taylor Still Universityの卒業生に、「A.T.Stillのアプローチの真髄」について講演しました。
現在、イタリア・フランス・ドイツ・イギリス・オーストラリア等、国際的に活躍されています。
2010年2月11日〜14日に参加してきました、
非常に刺激的な研究会でした。

今回のテーマは、500年に及ぶ膜についての考え方を歴史的に見て、
人体において膜がいかに重要な働きをしているかを理解し、
その後に、体液アプローチというテクニックを学びました。

この体液アプローチというのがどういうものかというのは、
ここでは説明を致しませんが、
また日頃の施術に生かせればと思います。

 メカニカル・リンク 内臓 【2009年 11月】


ポール・ショフールD.O.


メカニカル・リンクという、伝統的なオステオパシーの流れを継承しつつも、
オステオパシーの中に新しい治療体系を盛り込んでいる、
世界的に有名なD.O.。

実を言うと、健和トータルケアの施術者は、
メカニカル・リンクの本を何年も前に読んで、
それからオステオパシーに強くひかれていったという経緯があり、
とても楽しみにしていた研究会のひとつですね。

ショフールD.O.は、
写真ではちょっと怖そうなイメージがありますが、【実際僕もそう思ってました。^^】
実際にお会いして講義を聞いてみると、
非常に気さくで、講義も分かりやすく、
また、メカニカルリンクは、
とにかく体の隅々まで洗いざらい治療のアプローチを持っておりますので、
解剖学的な意味でも非常に興味深い講義でした。

今後も来日される予定があるようですが、
その際は是非、参加したいと思います。
 リトル・ジョンからモダン・オステオパシーへ  【2009年5月】


レンゾー・モリナーリ D.O.
レンゾー・モリナーリD.O.は、フランスで学問を学ばれ、
今年で30年の経験を誇るオステオパシー界のリーダー的存在で、
世界的にも有名なドクターです。

Dr.Molinariは、
大学・大学院レベルかつ世界的レベルで様々なオステオパシーのトピックを教えることのできる、幅広い経験を有しています。

この研究会では、
GOTという非常にトラディショナルなオステオパシーの技術を学びながら、
その後は、リトルジョンというオステオパシーをヨーロッパに広めたD.O.が、
人体についてどのような理解をしていたのかということを学びました。

また、モリナーリD.O.の講義は、
実際にご自分の治療経験のなかで起こったことなどをユーモアを交えながらお話して下さり、非常におもしろくてためになる研究会でした。

また来日することがあれば、是非参加したいと思う偉大なD.O.です。






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